清く正しく生きると決めた時、正しく生きてみようとした時、その信念とは真逆の人たちが非常に目につくようになったり、こんなふうになりたくないとう人が寄って来るようになりますよね。
清く正しく生きることを大切にできない時期があったり、清く正しく生きることを選択しない時期もあるんです。 心のゆとりがない時や自分で解決しなくてはいけない問題が山積みで、いっぱいいっぱいになってしまいつい、人に冷たく接してしまったり、思いやりが無くなってしまう時もあるものです。
私もそんな時があったので、清く正しく生きようと思いました。
自分は清く正しく生きていきたいのに、こんなに世の中は病んでいる。。。
と落ち込む方も少なくないのでは。
お釈迦さまもそんな道を歩んだようですよ。
ブッタの言葉で、 ”人生は苦悩に満ちている”
は有名ですが、これは一つ目の悟りで、お釈迦さまが悟る段階に気付いた、まさに清く正しく生きようとする時に皆さんが通る道・壁のようです。
”人生は苦悩に満ちている” というのは悟りの第一歩!?
お釈迦さまも通った道なんです。
はい。 これには続きがるんですよ。
・第2の悟・・・(集諦/じったい)
”執着が、悩み・苦しみの元である” という悟り。
いわば、清く・正しく生きていない人が目についてしょうがない。そういう生き方はしたくない、あんなふうになりたくないと思っている人が寄っきてしまう。 その後、家に帰ってひとりになっても、そういった人達が頭を離れない。 人の言動が頭から離れない状態。
世の中の不条理な出来事が頭に残ってしまって離れない状態。
これが苦しみの元!
疲れてしまう原因なのかもしれませんよ。
そういった人達への執着や何かに対する依存が悩みや苦しみを生みだす。
執着・依存は苦しみの元だ! と気付けばそれは第二の悟りだそうです。
清く正しく生きようとするとそういった不条理な出来事をなんとかしたい! と思って一生懸命になるうちに、不条理な出来事に依存しがちです。
あまり執着してしまうと客観的になれず、柔軟性を失い、解決策となる発想が生まれなくなりがちです。
批判だけしても解決しませんから。
では次へ。
・第3の悟・・・(滅諦/めったい)
”執着によって悩み苦しみが存在してるのだから、執着をなくせば、悩み苦しみはなくなる” という悟り。
周りの人の好ましくない行動や言葉、考え。 人付き合い、不条理な出来事の発見すると、一人になってもそういった人達・出来事が頭から離れない。。。 これは執着・依存しているんです。
お釈迦様は、この執着を絶つ事が出来れば、苦しみが減ると説いてます。
ブッタは禅により執着を絶たれましたが、執着を絶つ方法は他にもあるはずです。
例えば、スポーツや映画、音楽も執着を絶つ手助けをしてくれるはずです。
10秒間、植物や動物・何にでも集中するとストレスは軽減されるとか。
何かに集中している時、執着を忘れることが出来ますね。
初めは10秒・・1分・5分。15分。1時間。というふうに人の言動やあらゆることからの執着を一時は絶つ練習をして自分の考えをコントロール出来れば、苦しみや悩みが軽減する可能性がありますね。
・第4の悟・・・(道諦/どうたい)
”悩みや苦しみは、こうでなければならない、ああでなければならない、こうすべきだという「とらわれ」や「こだわり」が自分自身をしばりつけている状態である。
したがって、滅する(執着を捨てる)ということを、日常生活のあらゆる場面で実践していけばよい” という悟り。
清く正しく生きる ということに執着していませんか?
無理に清く正しく生きても、リバウンドでストレスがたまってしまう事もありますよ!
一定期間のこだわり、とらわれは後に人間の器を大きくする課程で必要であったり、作品作りには必要不可欠かもしれませんが、こだわり過ぎ、とらわれ過ぎがずっと続いていると、客観的にみて自由を奪われた状態ですので、苦になり得ます。
イエスキリスト・ブッタ・マザーテレサは清く正しく生きるぞ! 何が何でもこの世を救うぞ! ”う~” なんて力んでそのことだけにとらわていなかったはずです。
考えの執着を滅する。 考えの断捨離。
依存や執着を一日の中で少しの間だけ絶ってみませんか?
メリハリがついて結果的にもっと上手くいくかもしれませんよ。
毎分・毎秒、考えの執着を滅する。捨てる。あらゆる場面で執着を絶つ時間が一日の内に少しだけあっても良いと思います。
その方が自然と清く正しくなれるかもせれませんよ。
自分をコントロール出来ないほど何かに執着するというのはどうでしょう?
執着が苦しみを生むことってありますよね。
良い事をしようという執着でさえも苦しみを生んでいる可能性があるかもしれませんね。
こんなことを忘れていませんか?
1)自分のことを24時間見守ってくれている精霊・天使・守護霊・守護神がいることを忘れている。
あなたのことをこんなに愛してくれている存在がいるんです。
精霊・守護霊・守護神は仏教・キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教共通で信仰され認められている存在ですので、存在確率は非常に高いんです。
守護霊・守護人は全ての人に寄り添って24時間あなたを見守っています。
あなたのことを心から愛してくれているあなたの味方です。
守護霊・守護神の存在を受け入れてみても、悪い事はないんじゃないですか。
2)他人(家族も含む)の言ったことを鵜呑みにしていませんか?
人の言ったことをそのまま鵜呑みにしないで下さい。
(愛しい人・大切な人が言った事でも、いつも100%正しいとは限りませんから!)
3)いつも頭の中に誰かがいて心の平静を保てていない時は、
自分だけをしっかり見る時間を作ってください。
(自分以外のことは考えない時間を作ってみて下さい)
宇宙のエネルギーに繋がってエネルギーを充電して下さい。
” 宇宙の無限なエネルギー(タオ)に繋がっている人は、 心・考えの全てを今、ここにいる自分だけに使っている人である ” (老子)
4)辛い事はづっと続きません。 必ず改善策があります。 状況は自然と変わります。
辛い出来事はあなたの器を大きくしてくれたり、生き方を変えるチャンスだったり、今まで気が付かなかった事を教えてくれたり、何でもない普通の生活が素晴らしい時間と自由な生活だということを教えてくれたりしますよね。
私にとって、こだわりは人生に必要な経験で何かを本気で極めたい時には誰もが通る通過点だと考えています。
仕事を極めるためのこだわりは必要ですが、こだわりたくない事、必要なない執着には上手く想念の転換をして切り替え、前にすすみたいですね。
お疲れになったあなたの気持ちが少しでも落ち着くヒントになれたのなら幸いです(-_-)
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リオデジャネロの裕子さんからこんなお手紙が届きました。
人間は、正しい人であればある程、自分の想いや、
このような生き方をしていれば、
善人が堂々と、勇気をもって、本心のままに、
現今までには、種々様々な、宗教的指導者や、
★形式的に良い事・善人の行動にとらわれてしまうと、自由がなくなり、うわべだけの善人になっていまう!
ということでしょうか。
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